愛媛にも大きな影響を及ぼしている、今季最強の寒波。心配なのが水道管の凍結です。
松山市管工事業協同組合 田中雄二さん:
「だいたい氷点下4度を下回って来ると凍結が多くなってくるそれと(氷点下)4度になってなくても、風が強い時なんかは凍るスピードは早くなってしまう」
2018年には強い寒気が流れ込んだ西予市で、水道管が凍結により破裂。一時3400世帯あまりで断水が起こりました。水道管のプロ、田中さんによる凍結対策は。
田中さん:
「保温筒といいまして、近くのホームセンターなんかで購入することができます。こういうふうに(設置)こういうふうに貼っていただくと簡単に」
屋外にある蛇口にも対策が必要です。
「水栓のここの部分まではお水が来ています。ですのでこの部分を保温してやらないと意味がない。タオルでも結構ですし古着でもなんでも結構です。蛇口に巻いて(固定)」
このタオルが雨や雪で湿ってしまうと逆に凍りやすくなるため、ビニールの袋などで覆いましょう。
対策はもう一つ。
「こんな感じですかね。糸を引くような形で出しっぱなしにすると有効かと思います」
水道管の中を水が動き続けるため、凍るのを予防することができるということです。
万が一、水道管が凍ってしまった場合は…
「40℃から45℃前後くらいのぬるま湯を使っていただいて、ここの上からゆっくりかけていただいて、様子を見ながらハンドルを開けて、出るようなら溶けている」
来週にかけ、厳しい冷え込みが続く見込みの県内。万が一に備えた対策を進めましょう。
この記事の動画はこちらから再生できます