現場を離れている歯科衛生士へ復職を呼びかけるセミナーが、松山市で開かれました。
県歯科医師会館で開かれたセミナーでは、日本大学歯学部の今井健一教授がおよそ80人の受講者に対し、歯科衛生士の役割と重要性について話しました。
この中で今井教授は、歯科衛生士は今“口だけでなく、命を見る時”だと訴えました。
今井教授は、災害関連死は誤嚥性肺炎が最も多く、避難所や高齢者施設での口腔ケアはとても重要だと、受講者に呼びかけていました。
愛媛県では現在、半数の歯科衛生士が結婚・出産など様々な理由で休職し人手不足の状態で、県歯科医師会は、国家資格で重要性が増す歯科衛生士への復職を今後も呼びかけていくことにしています。
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