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京都のプールで水底に釣り針、男児負傷 計29本見つかる

産経ニュース 2024年8月2日 14時39分

京都府亀岡市は、亀岡運動公園プール(かめプー)で遊んでいた男児(8)が水底にあった釣り針で足を負傷する事故があり、プールを閉鎖して点検したところ、ほかに28本の釣り針が見つかったと発表した。釣り堀として営業していた時期に使用したものとみられる。市は安全性が確認できたとして、3日午前10時から営業を再開する。

市によると、事故は7月30日午後2時ごろに起きた。変形プールで遊んでいた男児が落ちていた釣り針(長さ約2センチ)を踏み、右足の指を負傷した。

プールは営業期間外の秋~春に釣り堀として使われていた。プール営業に戻す際に指定管理者の「亀岡市パークコモンズ」が点検したというが、見落とした可能性がある。

事故を受け、市と亀岡市パークコモンズはプールを閉鎖した上で水を抜き、再点検した。その結果、水底や側溝、タイルの目地などから計28本の釣り針が見つかった。

亀岡市パークコモンズの担当者は「安全性が確認されたので再開することにした。これまで以上に安全確認を徹底する」とした。

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