23日午前7時ごろ、沖縄県糸満市喜屋武(きゃん)岬の南南東約80キロの海上で、海上保安庁の巡視船「りゅうきゅう」(3100トン)と沖縄近海鮪漁協所属で2人が乗ったマグロはえ縄漁船「第一成福丸」(12トン)が衝突した。双方にけが人はなかった。
那覇海上保安部によると、りゅうきゅうの右舷側と第一成福丸の船首部が衝突した。いずれも自力航行が可能で、浸水や油の流出は確認されていない。海保が事故原因を調べている。
当時、現場付近の天候は晴れ。りゅうきゅうには33人が乗っており、22日に発生した洋上救急事案の対応を終え、那覇港に向かっている途中だったという。