学校の通学路で発生する交通事故を防ごうと、北堺署は１７日、堺市立五箇荘小学校周辺で交通取り締まりを繰り広げた。スクールゾーンとなっている周辺道路は禁じられているはずの車の走行が相次ぎ、「青切符」を次々に交付した。
同小の校門前の道路３５０メートルは登校時間帯（平日午前７～９時）に車両通行禁止となっている。だが、幹線道路につながる抜け道となり、学校や地域住民が取り締まりを要望していた。
この日の取り締まりでは北堺署員らが車を止め、通行禁止違反で２０件の「青切符」を交付。同署の平松信治交通課長代理は「学校の近くを通行するときは標識をよく確認してほしい」と強調した。広瀬努校長は「スピードを出す車もあり、心配だった。通行禁止ということを知ってもらうことが必要」と訴えた。