和歌山県湯浅町議会の山本年哲議員(51)が酒気帯び状態で自転車を運転したとして道交法違反容疑で県警に摘発されたことがわかり、町議会は3日、山本議員の辞職勧告決議案を可決した。
町議会事務局などによると、山本議員は11月12日午後6時半ごろ、同町内で自転車を運転し、警察官の呼気検査で基準を超えるアルコールが検出された。
山本議員は平成15年の初当選で、補選も含め当選7回。令和2年11月、酒を飲んで軽乗用車を運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)で摘発され、12月に議員辞職した。4年8月の補選で議員に返り咲いた。
自転車の酒気帯び運転は11月1日施行の同法改正で罰則が設けられた。