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「パワハラと認めるか」と問われた斎藤知事 明言避け「百条委が判断すると思う」

産経ニュース 2024年8月30日 18時8分

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する30日の県議会調査特別委員会(百条委員会)で、証人として出頭した斎藤氏は「職員に不快な思いをさせたことは反省したい。謝りたい」と述べた。一方、パワハラの認識については「百条委や第三者委員会が判断する」と答え、明言を避けた。

この日の百条委では斎藤氏の尋問に先立ち、県幹部の尋問を公開で実施。昨年11月、県立考古博物館(播磨町)で開かれた会合に斎藤氏が出席する際、車止めが置かれている車両進入禁止区間を歩かされた斎藤氏が、「車止めをどけておくべきだった」として県幹部らを叱責したことが明らかになった。この県幹部は「理不尽な叱責」と証言した。

百条委の尋問で斎藤氏は「理不尽な叱責」という県幹部の証言に対する受け止めを問われ、「言い方について、もしご本人が不快に思われているならおわびしたい」と釈明。一方、委員から「パワハラと認め、おわびするのではないのか」と重ねて問われると「パワハラかどうかは私が判定するより、百条委や第三者委員会が判断すると思う」と述べるにとどめた。

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