京都市発注の下水道工事の受注業者から自宅の改修工事を無償で受けたとして京都市は15日、上下水道局みなみ下水道管路管理センターの男性主事(57)を懲戒免職処分とした。同日付。
市によると、主事は令和4年11月、受注業者から自宅の洗面台の取り換え工事(10万円相当)の施工を無償で受けた。京都府警から事情聴取を受けた後、昨年12月に代金として10万円を支払った。市の調査に「支払いを忘れていた」と説明し、業者側への便宜も否定しているという。
市は今後、府警に相談するとしている。
同センターでは昨年、同様の汚職事件が相次ぎ発覚。事件を受けて市が実施した調査の中で明らかになった。