違法なオンラインカジノで賭博をさせ、賭け金を口座で管理したなどとして大阪府警は15日、常習賭博の疑いで東京都豊島区の会社役員、日下田(ひげた)英次(40)と埼玉県所沢市の無職、渡辺圭佑(35)の両容疑者を逮捕したと発表した。
府警によると、日下田容疑者は自身の会社や知人名義の口座を、海外のオンラインカジノ「ユースカジノ」の賭け金の入金口座として運営。カジノ利用客から20億円の入金を受けて管理してカジノ業者側に送金。業者側から約3千万円の手数料を得たとみられる。
逮捕容疑は共謀し、令和4年1月~5年6月、不特定多数の人にユースカジノでスロットなどの賭博をさせたとしている。