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東京・湯島などのベトナムバー摘発 アオザイ姿で接客、無許可接待容疑で経営者ら17人逮捕

産経ニュース 2024年10月21日 12時24分

東京・湯島地区などで展開するベトナム人経営のガールズバーで無許可接待を行ったとして、警視庁保安課は風営法違反(無許可営業)の疑いで、経営者のベトナム国籍、ズオン・ティ・ミン・ホン容疑者(28)=台東区台東=ら17人を逮捕した。10人は容疑を認め、7人は一部否認している。

逮捕容疑は9~10月、都内の湯島、上野、錦糸町、六本木、神田地区のベトナムバー「Queen」など5店舗で、女性従業員が客に同席して酒類を提供し談笑するなどの接待を無許可で行ったとしている。

同課によると、従業員は民族衣装「アオザイ」を着て接客し、指名料を受け取り客とゲームをするなどの接待を行っていた。中には不法滞在の可能性がある者もおり、同課が調べている。

ズオン容疑者は平成31年に湯島地区に開店した後、各地で計5店舗を運営。接待行為などに関する行政指導を計6回受けたが改善せず、約6年間で約4億4千万円を売り上げたとみられる。

同課によると、湯島地区周辺ではベトナムバーが増加傾向にあるとみられるが、ズオン容疑者は自身が開店した当初は他に店はなく、店から独立していった女性が他の店を始めたと説明しているという。

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