女性に睡眠薬を摂取させ、性的暴行をしたとして、警視庁捜査1課は27日、不同意性交の疑いで、いずれも人材・情報サービス大手「リクルート」の元社員、豊川竣哉被告(26)=不同意性交罪などで起訴=と、同僚の石川三四郎被告(27)=同=を再逮捕した。
再逮捕容疑は10月12日夜、東京都港区の知人のマンション居室で20代の女性に睡眠薬を飲ませた上、わいせつな行為をしたとしている。同課は認否を明らかにしていない。
捜査1課によると、両容疑者は事件当日、現場で男女3人と食事。昏睡状態になった女性が暴行されていることに気づいた同席男性が止めに入り、女性を連れて帰った。
両容疑者は直後に、同席していたもう1人の女性にも睡眠薬を飲ませてホテルに連れ込み、性的暴行をしたとして、すでに逮捕、起訴されている。同課は余罪もあるとみて追及する。