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WBC日本戦などチケット不正転売の疑い 540万円利益か、57歳会社員の男を書類送検

産経ニュース 2024年10月4日 14時40分

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)やプロ野球の観戦チケットを高値で不正に転売したとして、警視庁富坂署は4日、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、東京都文京区の会社員の男(57)を書類送検した。

同署によると、男はプロ野球巨人戦のシーズンシートを複数席契約し、使用しない分の観戦チケットなどを転売サイトで売却。令和3年以降、約270枚を転売し、約540万円の利益を得たとみられる。「利益はシーズンシートの契約金や生活費にあてていた」と容疑を認めている。

チケットの受け渡しにはレターパックや駅のコインロッカーを使用。転売サイトでは2つのアカウントを使い、「同じチケットを価格差を付けて出品し、低い値段設定をしたチケットを安く見せていた」などと話しているという。

書類送検容疑は5年3月、WBC準々決勝日本対イタリア戦のチケット4枚(販売価格計2万8千円)を都内の女性に28万円で転売。同6月には、プロ野球巨人対楽天戦のチケット1枚(販売価格6800円)を千葉県の男性に1万5500円で転売したとしている。

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