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兵庫知事「側近」自ら申し出て降格へ 告発文書問題巡り体調不良訴え

産経ニュース 2024年7月31日 8時53分

兵庫県の斎藤元彦知事らへの告発文書を巡る問題で、一連の対応による体調不良を理由に、斎藤氏肝煎りの若者支援政策を担当していた県理事の男性職員が、近くポストを退くことが31日、県幹部への取材で分かった。理事から総務部付の部長級に降格する見通し。男性職員は「県政が混乱している状態で政策を進めるのは難しい」と降格を申し入れたという。理事は、副知事などに次ぐ幹部ポストで、県政のさらなる停滞が避けられそうにない。

男性職員は、今年3月末まで総務部長を務め、4月1日付で新たに設けられた「若者・Z世代応援」事業の担当理事に就任。斎藤氏の看板政策の一つとして、今年度から段階的に導入を進めている県立大の無償化などの政策を担っていた。7月下旬から体調不良を訴えていたという。

一連の問題を巡っては、片山安孝副知事が県政の混乱を招いたとして、7月末での辞職を表明している。

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