兵庫県警洲本署は14日、マッチングアプリで知り合った女性から投資を勧められた兵庫県洲本市の50代男性が、暗号資産約1億2千万円分をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、男性は6月ごろ、アプリを通じて知り合った女性から、LINE(ライン)で「暗号資産はもうかる」などと投資話を持ち掛けられた。7月から9月にかけ、女性の指示でビットコインを十数回購入し、女性が指定する口座に送金していたという。
男性が「お金を引き出したい」と伝えると「2500万円の手数料がかかる」などと伝えられたため、不審に思った男性が警察に相談し、被害が発覚した。同署は詐欺事件として調べている。