路上を歩いていた男子大学生に因縁をつけ、暴行を加えて現金1万円を奪ったとして、警視庁少年事件課は強盗致傷の疑いで、いずれも東京都八王子市在住の土木作業員の男（18）と会社員の男（18）を逮捕した。1人は容疑を認め、1人は否認している。
同課によると、大学生が友人と飲食した後に談笑しながら路上を歩いていたところ、男らが因縁をつけて暴行。男の1人は「からかわれていると思った」という趣旨の説明をしているという。大学生の友人が暴行の状況を撮影しており、映像や防犯カメラの捜査などから男らを特定した。
逮捕容疑は5月12日午前3時半過ぎ、八王子市叶谷町の路上で、歩いていた男子大学生（20）の顔や腹を殴るなどの暴行を加えて全治2週間となる全身打撲のけがをさせ、現金1万円を奪ったとしている。