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誰の仕業か、奈良・吉野神宮で重要文化財の拝殿扉に謎の落書き 監視カメラは故障中

産経ニュース 2024年11月29日 22時7分

29日午前10時半ごろ、奈良県吉野町吉野山の吉野神宮で、拝観者を案内していた職員が国の重要文化財に指定されている拝殿の扉にアニメキャラクターのような形のひっかき傷を発見し、宮司が同県警吉野署に通報した。同署が文化財保護法違反の疑いで捜査している。

同署によると、落書きは縦約30センチ、横約17センチで、キャラクターの顔の部分は縦約12センチ、横約11センチ。硬くとがったものでひっかいて描いたとみられる。拝殿には監視カメラが設置されていたが、故障していたという。

吉野神宮は吉野山北部の高台に位置し、明治時代に後醍醐天皇を祭る神社として創建された。昭和3年に建てられた拝殿は木造銅板葺(ぶ)き。

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