「闇バイト」で大麻を密輸したなどとして京都府警は28日、大麻取締法違反などの疑いで、京都府城陽市富野南清水の解体業の山﨑慎平被告(24)=同罪などで起訴済み=を逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。
府警によると、被告は秘匿性が高い通信アプリ「テレグラム」で「国外から送られる荷物を転送するだけのバイト」との勧誘を受けて犯行に及んだという。被告はほかにも自身の口座を譲渡する闇バイトにも関与しており、「金欠だった」と説明しているという。
逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し7月、タイから大麻草約377グラム(時価約188万円相当)を輸入したなどとしている。
府警によると、大阪税関の職員が関西国際空港に輸入された段ボールの中に大麻を発見し、府警に通報した。大麻はスナック菓子の袋の中に隠されていたという。