工具でパイプを切断して室外機を盗んだとして、京都府警南丹署は１１日、器物損壊と窃盗の疑いで、同府綾部市鷹栖町栖岡のアルバイト、樋口亨容疑者（５５）を逮捕した。「借金があり、室外機を売ってお金にしていた」と供述し、容疑を認めている。
逮捕容疑は６月１８日、同府京丹波町の無職女性（９０）方で、工具でパイプ部分を切断して壊し、室外機１台（約２０万円相当）を盗んだとしている。
南丹署によると、防犯カメラに女性の自宅付近を徘徊（はいかい）する車が写っており、容疑者の関与が浮上した。同署管内や綾部市、福知山市では室外機が盗まれたとの申告が相次いでおり、容疑者の関与を捜査する。