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「来て見て便利な」宗教法人梅旧院が準自己破産申請 大阪でビル型納骨堂を運営

産経ニュース 2024年9月11日 15時22分

ビル型の納骨堂を経営するなどしていた大阪市天王寺区の宗教法人「梅旧院」が準自己破産を申請し、大阪地裁から保全管理命令などを受けていたことが11日、分かった。東京商工リサーチ関西支社によると、納骨堂事業の運営は別の法人で継続するという。

同支社によると、梅旧院は曹洞宗の寺院として室町時代に創建したとされ、昭和28年に宗教法人化された。平成7年に数千基の納骨壇を備えるビル型納骨堂「梅旧院光明殿」が完成。「来て見て便利な梅旧院」のフレーズでテレビCMを展開し、関西で広く知られていた。

しかし、納骨堂の運営を委託していた別会社の社長らが平成29年、法人税法違反(脱税)容疑などで逮捕。以降は厳しい経営状況が続いていた。

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