ホストクラブの女性客に代金を支払わせるため、東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で売春をさせようとしたとして、警視庁保安課は売春防止法違反の疑いで、歌舞伎町のホストクラブ「GRAN」の自称取締役、七瀬大こと田中大亮容疑者(24)を逮捕した。容疑を認めている。
同課によると、女性は4月ごろから店に通い、数百万円を使っていた。田中容疑者は女性に売春を勧めて稼ぐ額を指定し、「遅い。サボってたの?」「見に行ったらいないじゃん」などとメッセージを送信。女性には客待ちをしている姿を自分で撮影させ、写真を送らせていた。
女性は売春の客待ちをした疑いで逮捕されたが、田中容疑者は「今度は逮捕されないように気を付けて稼ごう」などと送信。自身とのやり取りの履歴は消去するよう伝えていたという。
逮捕容疑は8~10月ごろ、女性客(24)に飲食代金を支払わせるため、「今日は結果残さないとおかしいから」などとメッセージを送り、売春をさせようとしたとしている。