兵庫県議会産業労働常任委員会が17日、県庁で開かれ、原田剛治・産業労働部長が、斎藤元彦知事の疑惑に関し委員からの質問に答えた。質疑応答は次の通り。
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--文書問題について当局の報告を求める
「6月下旬ごろに1回文書問題の内容について事実確認をしたいとの申し出があり、警察関係者とお会いしたことは事実でございます。記事には任意で事情聴取との言葉が使用されておりましたが、犯罪の捜査のための取り調べを受けた事実はございません」
--4日の会見で、知事は事実関係を承知していないと。知事や副知事への報告はされていなかった
「容疑をかけられたのではなく、事実の確認といわれて警察関係者とお会いした。報告する必要はないと考えました」
--コーヒーメーカーの取り扱いの確認を改めてしたい
「百条委員会(百条委)が設置されたので、呼ばれる覚悟をしてます。同じ事実関係を説明したとしましても、この表現で差異が生じ、誤解を招くということもあり得ると思っています」
--自身の判断で受け取った
「百条委で答えさせてください」
--知事が一度(受け取りを)断っている。受け取るのであれば、再度、知事に聞いてからにならないか
「(百条委で)具体的に聞かれることがあれば、答えさせていただきたい」