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女性客を紹介した風俗店から現金受け取った疑い 新宿・歌舞伎町のホストら再逮捕

産経ニュース 2024年8月5日 12時58分

ホストクラブの女性客を売掛金(つけ払い)回収のためにソープランドに紹介し、対価として現金約40万円を受け取ったとして、警視庁保安課は組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、風俗店斡旋(あっせん)業の小島誠也被告(31)=職業安定法違反罪で起訴、スカウトの渡辺善生(よしいく)被告(34)=同、東京・歌舞伎町のホスト、小保方行志朗被告(28)=同=を再逮捕した。いずれも容疑を認めている。

同課によると、小保方容疑者の店で売掛金を作った女性を出稼ぎさせるため、依頼を受けた渡辺容疑者が女性にプロフィルを作成させて小島容疑者に送信。小島容疑者は沖縄県や福岡県などの風俗店6店舗に配布し、最も高い報酬を提示した大分県内のソープランドに女性を紹介した。

女性は37日間店で働いて約220万円を得て、小島容疑者ら3人は「スカウトバック料」などとして店から約40万円を受け取って分配していた。ホストが風俗店からスカウトバックを受け取ったとして摘発されるのは全国初という。

再逮捕容疑は令和5年3~5月、ホストクラブの当時19歳の女性客を大分県別府市内のソープランド「スーパーマックスstageⅡ」で売春させ、これによって得た収益の一部を受け取ったとしている。

また、同課はこの女性を埼玉県内のソープランドに紹介したとして、職業安定法違反の疑いで、風俗店斡旋業の宗優作容疑者(44)も新たに逮捕した。

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