女性の裸が映った盗撮動画を、交流サイト（SNS）で募った購入希望者に送信したとして、警視庁生活安全特別捜査隊はリベンジポルノ防止法違反の疑いで、さいたま市緑区芝原の無職、佐藤瑠星容疑者（23）を逮捕した。「間違いありません」などと容疑を認めている。
生特隊によると、佐藤容疑者はインターネット上で見つけた女性の盗撮動画を保存し、自身のSNSで「ご希望の方はDMまで」などと購入者を募集。希望者からダイレクトメッセージ（DM）が届くと、決済アプリ「PayPay」で代金3千円を送金させ、動画ファイルのURLを販売したという。
女性のSNSに「あなたの裸の動画が売買されている」とメッセージが届き、女性が警察に相談した。
逮捕容疑は昨年8月、SNSのDMを利用し、本人が特定できる方法で、20代女性のわいせつな動画を4人に送信したとしている。