Infoseek 楽天

偽の駐禁除外標章「SNSで知り合った中国人から購入」 繰り返し不正利用か、容疑で会社社長を書類送検

産経ニュース 2024年9月3日 20時16分

偽造された障害者用の駐車禁止除外指定車標章を使ったとして、大阪府警南署などは3日、偽造有印公文書行使の疑いで、買い物代行会社「Akioワーク」(大阪市中央区)の男性経営者(36)=同区=を書類送検した。容疑を認め、「5月にSNS(交流サイト)で知り合った中国人から5万円で購入した」などと供述している。

府警は他に、同容疑で同社従業員で中国籍の李東暁(リトウギョウ)容疑者(28)=住所不詳=を逮捕した。2人の逮捕、書類送検容疑は共謀し、5月29日、大阪市中央区島之内の府道(堺筋)で偽造された標章を同社の車のダッシュボードに置き、チケット制パーキングに駐車するなどしたとしている。

府警によると、取り締まりをしていた南署員が偽の標章が置かれた車を発見した。経営者は「駐車場代を浮かすために使った」と説明。標章は手足や視覚などに障害がある人が運転したり同乗したりする車に掲示すると、原則駐車違反に問われない。府警は2人が以前から不正使用を繰り返していたとみている。

この記事の関連ニュース