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落下のコンクリ片が直撃か 男性警備員が死亡 浜松町駅近くのビル解体工事現場

産経ニュース 2024年9月2日 12時9分

2日午前9時半ごろ、東京都港区芝大門のビル解体現場で、通行人から「建物から物が落下し、下にいる警備員がけがをしている」と110番通報があった。警視庁愛宕署によると、下で歩行者の誘導をしていた、足立区中川の警備員、横山雅則さん(67)に落下してきたコンクリート片が直撃したとみられる。横山さんは意識不明の重体で病院に搬送され、その後死亡が確認された。

同署によると、コンクリート片はビルの5階付近から落ちたとみられる。同署で詳しい経緯を調べている。

事故発生当時、現場近くで電気工事をしていたという男性(63)は「他の警備員が、『誰かー』と人を呼んでいた。ビルを覆う白いパネルを突き破ってガラ(コンクリート片)が落ちてきたんじゃないか」と話していた。

現場は都営三田線御成門駅から南東に約200メートルのオフィス街。

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