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東京・品川のソープ代表者ら逮捕 売春場所提供疑い スカウトグループから斡旋か

産経ニュース 2025年1月24日 11時52分

全国の性風俗店に女性を斡旋(あっせん)し、摘発を受けた巨大スカウトグループ「アクセス」を巡り、売春場所を提供したとして、警視庁の特別捜査本部は売春防止法違反(場所提供)の疑いで、東京都品川区のソープランド「湯喜(ゆき)」の経営法人代表、韓国籍の植村静浩こと孫静浩(ソンチョンホ)容疑者(56)=葛飾区亀有=と従業員の男(49)を逮捕した。いずれも容疑を認めている。

保安課によると、店は令和5年からアクセスとの取引を始め、6年4月以降、女性約10人の斡旋を受けたとみられる。月平均約30万円の紹介料「スカウトバック」を毎月郵送で支払っていた。店には約70人の女性従業員が在籍し、ホストクラブでの支払いのために働く女性もいたという。

逮捕容疑は20日、20代の女性従業員3人が40~60代の男性客3人を相手に売春する場所を提供したとしている。

アクセスは約300人の構成員が所属し、全国の性風俗店約350店に女性を斡旋。5年間で約70億円を売り上げていたとみられ、警視庁は特別捜査本部を設置し、構成員や紹介を受けた店の捜査を進めている。

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