東京都北区の清水坂公園で4日に起きた爆発で、爆発したのはロケット花火を束ねたものとみられることが7日、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は火薬類取締法違反の疑いもあるとみて、現場に置いて立ち去った人物の行方を追っている。
捜査関係者によると、現場の遺留物から爆発したのはトイレットペーパーの芯とみられる紙製の筒に、軸を切り取ったロケット花火を数本詰め込んだものの可能性があるという。ロケット花火は市販のものとみられる。
爆発物を巡っては、4日午後5時15分ごろ、同公園で「男が置いたものが爆発した」と目撃者から110番通報があり、発覚した。駆け付けた警視庁王子署員が、公園内で爆発のあった形跡を確認した。けが人はなかった。