小学校や中学校に侵入し、体操服や制服を盗んだとして大阪府警住之江署は27日、窃盗と建造物侵入の疑いで、大阪市住之江区の会社員の男(37)=同罪などで起訴=を逮捕、送検したと発表した。男は「男児に興味があり、小学生を見ているうちに体操服などが欲しくなった」「自分で触ったり着たりしていた」と供述しており、容疑を認めているという。
逮捕・送検容疑は令和5年5月~6年12月、大阪市内の小中学校に計7回侵入し、教室に置いてあった制服や体操服など計8着(2万円相当)を盗んだとしている。
府警によると、男は平日の日中、保護者と偽って侵入。無人の教室を狙っていたという。
昨年12月朝、校舎内でうろつく男に気付いた学校職員が110番。男は「忘れ物を届けに来た」と噓の説明をしたが、何も持っておらず、駆け付けた警察官が建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。
男のスマートフォンを確認したところ、大量の体操服姿の男子児童の画像などが見つかったといい、府警が調べている。