路上で女性にわいせつな行為をしようとして負傷させたとして、兵庫県警尼崎北署は27日、強制わいせつ致傷容疑で、陸上自衛隊中部方面警務隊の自衛官、丸尾太志容疑者（44）＝伊丹市寺本東＝を逮捕した。署によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は令和3年7月11日午前0時15分ごろ、尼崎市南武庫之荘の路上で、歩いていた20代の女性にわいせつな行為をしようと羽交い締めにしたうえ転倒させ、女性に頭部打撲などのけがをさせたとしている。
署によると、女性が「いきなり後ろから襲われた」と110番し、発覚。周辺の防犯カメラ捜査などから、丸尾容疑者の犯行が浮上したという。
事件を受け、陸上自衛隊中部方面警務隊長は「事実であれば誠に遺憾。警察の捜査に最大限協力し、判明した事実に基づき厳正に対処していく」とコメントした。