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百条委を終えた斎藤氏「私が知事として仕事する」と知事職に強いこだわり 改めて辞職否定

産経ニュース 2024年8月30日 19時12分

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する30日の県議会調査特別委員会(百条委員会)終了後、斎藤氏は報道陣の取材に応じ、「私が知事として仕事をさせていただく」と述べ、改めて辞職を否定。知事職に対する強いこだわりをのぞかせた。

この日は、斎藤氏のほか県幹部ら4人への証人尋問が行われた。県幹部らは斎藤氏からの叱責を「怒鳴られた。理不尽な叱責だと思った」などと証言。一方、斎藤氏は「職員に不快な思いをさせたとしたら申し訳ない」と反省の弁を述べる一方、パワハラの認定は自身がすべきではないとして明言を避けた。

終了後、報道陣から進退を問われた斎藤氏は「知事としての仕事を果たすのが私の責任」として続投の意思を改めて表明。「職員からの人望や信頼感が1ミリもないということはないと思っている」とし、「信頼関係を再構築する」という従来の主張を繰り返した。

辞職を否定し続ける斎藤氏。だが、前回知事選で斎藤氏を推薦した日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事は27日、維新として不信任決議案を提出する可能性があると言及している。このことについて報道陣に問われた斎藤氏は「仮定の話には答えられない」とだけ語った。

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