盗難車を買い取ったとして、警視庁捜査3課は盗品等有償譲り受けの疑いでインド国籍の水たばこバー経営者、レフマン・アヤン容疑者（30）＝東京都港区赤坂＝を逮捕した。調べに対し「犯罪になるようなことはやっていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は令和5年3月25日未明、茨城県古河市内のコンビニエンスストア駐車場で、30代の男3人＝いずれも窃盗罪で実刑判決＝が埼玉県内で盗んだトヨタ「アルファード」2台（時価計約1100万円）を、計80万円で購入したとしている。
捜査3課によると、レフマン容疑者は50代のパキスタン国籍のヤード経営者の指示を受け、盗難車の買い付けを担っていたとみられる。グループは4年2月～5年6月、東京、千葉、埼玉の1都2県で80件以上の盗難事件に関与。車をアラブ首長国連邦（UAE）やタイに不正輸出していたとみられる。