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オンラインゲームの「課金代行」でゲーム内通貨だまし取る 容疑で中国籍の男再逮捕

産経ニュース 2024年8月8日 11時27分

ゲーム会社「セガ」が運営するオンラインゲームでゲーム内通貨をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は電子計算機使用詐欺の疑いで、中国籍の会社員、楊皓天被告(32)=東京都荒川区、同罪で起訴=を再逮捕した。容疑を否認している。

同課によると、楊容疑者はオンラインゲームのアカウントやアイテムをユーザーが現金で売買する「RMT(リアル・マネー・トレード)」サイトで、ゲーム内通貨を安く手に入れられるとして「課金代行」をうたって集客。依頼者から報酬4千円を受け取ってアカウントにログインし、システムに噓の情報を送信して8万円分のゲーム内通貨を得て、依頼者にアカウントを返却していた。

楊容疑者は同様の取引を繰り返して約3500万円を売り上げたとみられ、同課は依頼者の男2人も同容疑で逮捕した。RMTサイトを巡っては利用者同士のトラブルや不正が相次いでおり、同課は安易に代行依頼などをすると罪に問われる可能性もあるとして、規約に沿ってゲームを利用するよう呼び掛けている。

再逮捕容疑は共謀の上、令和4年12月、オンラインゲームのサーバーに虚偽の情報を送信し、8万円分のゲーム内通貨をだまし取ったとしている。

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