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土砂流入で2日間閉じ込め…地下トンネルに 工事責任者の男らを業過で書類送検 大阪府警

産経ニュース 2024年8月9日 16時10分

大阪府守口市で令和3年12月、配水管を通すトンネルの掘削作業中に大量の土砂が流れ込み、男性作業員が2日間にわたりトンネル内に閉じ込められた事故で、大阪府警は9日、防止策の構築を怠ったとして、業務上過失傷害の疑いで、工事の責任者だった建設会社社員の男(51)ら4人を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。いずれも容疑を認めている。

4人の書類送検容疑は3年12月16日、浄水場の工事現場で掘削作業中、大量の土砂をトンネル内に流入させ、20代の男性作業員を地下に取り残して、脱水低血糖症などにさせたとしている。

府警によると、約1週間前から掘削に使う機械から土砂が噴出するトラブルが何度もあったのに、責任者らは再発防止策を取ることなく掘削作業を続けていた。

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