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知事告発文書巡る名誉毀損疑い、立花孝志氏を任意聴取 兵庫県警

産経ニュース 2024年12月22日 19時46分

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑告発文書を巡る県議会調査特別委員会(百条委員会)で委員長を務める奥谷謙一県議が、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏に交流サイト(SNS)上で虚偽の内容を投稿されたとして、名誉毀損の罪で刑事告訴した問題で、県警は22日、立花氏から任意で事情聴取した。県警は同日までに告訴状を受理していた。

立花氏は聴取後、記者団や支援者らに対し、名誉毀損について自らの正当性を主張する陳述書を県警に提出すると明らかにした。聴取では立花氏が知事選に出馬表明した10月24日以降の経緯を時系列で説明したという。次回の聴取は「来年やりましょうというところで終わっている」と述べた。

捜査関係者によると、立花氏は知事選期間中の11月3日、奥谷氏の自宅兼事務所前で街頭演説し、「出てこい奥谷」「あまり脅しても、奥谷さんが自死されても困るからこれくらいにしておく」などと発言。奥谷氏は脅迫を受けたなどとする被害届も出しており、立花氏はこれらに関しても聴取を受けたという。

奥谷氏の告訴状によると、10~11月、立花氏にX(旧ツイッター)などを通じ、「マスコミに圧力をかけるなどして、告発文書を作成した県の元幹部が死亡した原因を隠蔽(いんぺい)した」といった趣旨の虚偽情報を投稿されたなどとしている。

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