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瀬戸際の斎藤元彦兵庫知事 かつて上司の宮城・村井嘉浩知事は「一番重要なのは県民の声」

産経ニュース 2024年9月18日 15時57分

兵庫県議会の不信任案提出の動きに対し辞職せず解散も辞さない構えを示している斎藤元彦知事について、斎藤氏のかつての上司である宮城県の村井嘉浩知事(全国知事会長)は18日の定例記者会見で「自分で判断していただきたい。ただ、一番重要なのは県民の声がどこにあるかだ。それは私にはわからない」と述べた。

村井知事は直近の知事会以降、斎藤知事とは1度だけ事務的な連絡を取ったという。

「自分が同じ立場になったら、どう判断するのか」の質問には、「その時、考える」と一言。「自分自身は知事の椅子にしがみつくつもりはサラサラない」としたうえで、一般論として「自分が正しいと思ったことに議会が理解してくれない、『辞めろ』というならば、法律にのっとって判断することは当然あるだろう」と話した。

斎藤知事は自身で「応援する声も多くある」と記者団に語っているが、村井知事は「がんばれと応援する声もあれば、辞めろという声もあると思う。いろいろな意見を聞いたうえで、自身で判断すればいいと思う」と語った。

斎藤知事は総務省時代、村井県政で財政課長、市町村課長を務めた。

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