税金などの支払い名目で会社から小切手をだまし取ったなどとして、京都府警東山署は１日、詐欺などの疑いで京都市中京区橋浦町の無職、藤木孝一被告（６１）＝詐欺罪で起訴済み＝を逮捕・送検し、捜査を終えたと発表した。「遊ぶ金が欲しかった」などと供述しているという。
逮捕・送検容疑は令和４年４月～今年５月、税金などの支払い名目で、偽造した納付書を当時勤務していた東山区の化粧品製造会社の会長に渡すなどして、計約３億１４００万円分の小切手を詐取したなどとしている。
東山署によると、容疑者は同社の経理担当だった。小切手を現金化し、飲食費や旅行費、ブランド品の購入などに充てていたという。