JR大崎駅東口の階段に座って寝ていた男性から現金約1万5千円が入ったリュックサックを盗んだとして、警視庁大崎署は窃盗容疑で、東京都練馬区南田中、職業不詳、根本和広容疑者(44)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は27日午前0時40分~1時45分ごろ、大崎駅で寝ていた男性(38)が抱きかかえていた、スマートフォンなどが入ったリュックサック1個(時価計12万1千円相当)を盗んだとしている。巡回していた大崎署員が男性を発見して、被害が発覚した。
同署によると、根本容疑者は貴重品だけを抜き取ってリュックなどは現場近くに捨てていた。根本容疑者は、JR山手線の終着駅である大崎駅や池袋駅で「昨年10月ごろから寝ている人の貴重品を盗んで生活していた」と供述。約100件の犯行をほのめかしているといい、署が関連を調べている。