許可を受けずにトラックで運送業を営む「白トラ」行為をしたとして、警視庁交通捜査課は、貨物自動車運送事業法違反の疑いで、東京都瑞穂町武蔵、運送会社経営の諸井浩容疑者(57)と息子の涼容疑者(30)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は1~4月、3回にわたり、国の許可を得ずにトラックで野菜などを有償で運送したとしている。
同課によると、浩容疑者が以前経営していた運送会社が令和3年に名義貸しなど12件の違反で事業停止処分を受けたため、新会社を立ち上げて許可を得ないまま取引先を引き継いだという。これ以降の約3年間で、白トラ営業により約2億円を売り上げたとみられる。