関西国際空港に覚醒剤約7・7キロを密輸したとして、大阪府警関西空港署と大阪税関関西空港税関支署は20日、覚醒剤取締法違反（営利目的共同輸入）容疑で、マレーシア国籍の住所不定、配送業、モハマッド・タウフィキラー・ビン・モハマッド・ラッジー容疑者（28）を逮捕したと発表した。大阪地検が同罪で起訴した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は7月21日、マレーシアから関空に到着した際、スーツケース内に覚醒剤約7・7キロ（末端価格約5億1千万円）を隠して密輸したとしている。
同税関支署などによると、入国時の税関検査で発見した。覚醒剤はラミネートシート内に入れられ、薄い板のような状態で147枚に分けられていた。そのシートを衣類の仕切り紙にしたり、リングファイル内で書類の後ろに隠したりしていたという。