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「ハイエース」窃盗団から盗難車両引き取ったか スリランカ国籍の解体業者逮捕

産経ニュース 2025年1月15日 16時43分

盗難車両を引き取ったなどとして、警視庁捜査3課は15日、組織犯罪処罰法違反と盗品等保管の疑いで、スリランカ国籍の解体会社社長、ラージャパクシャ・ミニムトゥ・パティランネーヘーラゲ・ディネシュ・ラージャパクシャ容疑者(38)=茨城県古河市中田=を逮捕した。容疑者は盗難車両の転売に関与していたとみられ、経緯を調べる。

逮捕容疑は昨年2月28日、自身が実質的に運営する同県結城市のヤードで、盗難されたトヨタの「レジアスエース」1台(時価約200万円)を引き取り、4月4日まで自身が経営する会社の敷地内で保管したとしている。調べに対し「車があったのは事実だが、盗まれた車とは知らなかった」と容疑を否認している。

捜査3課によると、容疑者が引き取ったのは男2人=窃盗罪で起訴=が盗んだもの。男らは令和4年7月~昨年3月にかけて、東京、千葉、埼玉、栃木、茨城、群馬の1都5県でトヨタ「ハイエース」を中心に60台(時価計約8500万円)を盗んだ罪で起訴されている。60台はアラブ首長国連邦(UAE)に転売されたとみられ、同課は容疑者の関与を追及する。

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