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無資格で切開手術した介護施設にメスを貸した疑い 提携する近隣医師ら書類送検 大阪府警

産経ニュース 2024年10月2日 18時55分

大阪府岬町の介護事業所の運営会社の代表が無資格で利用者に医療行為をしたとして逮捕された事件で、メスを貸すなど医療行為を行う手助けをしたとして、大阪府警は2日、医師法違反(無資格医業)幇助(ほうじょ)の疑いで、和歌山市の医師の男(66)を書類送検した。

府警によると、介護事業所は大阪府岬町の「看護小規模多機能型ホームひらり」。医師は、ひらりと提携している近隣の医院の院長で、「自分が往診に行ったときに使用するために預けていた」と容疑を一部否認している。

書類送検容疑は、昨年12月~今年4月、ひらりの運営会社の代表の女(61)=医師法違反罪で略式起訴=にメスを貸し出し、代表が90代女性利用者の左ふくらはぎを切開するのを手助けしたなどとしている。

また、府警は2日、代表がメスで切開する際、利用者の体を押さえて手伝ったなどとして、同法違反(無資格医業)幇助容疑で、ひらりの職員で30代の男2人も書類送検した。

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