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弁護士の肩書悪用した着手金ビジネス 弁護士法違反容疑で新たに主犯格の男ら2人を逮捕

産経ニュース 2024年8月14日 15時31分

弁護士で元衆院議員の今野智博被告(49)の肩書を使い、詐欺の被害金を回収するとうたって無資格者に法律業務を行わせたとして、警視庁捜査2課は弁護士法違反の疑いで、千葉県八千代市の会社役員、湊和徳容疑者(40)ら男2人を逮捕した。捜査2課は認否を明らかにしていない。

捜査2課によると、湊容疑者はコールセンターを請け負う会社を経営。今野被告の肩書を使った「着手金ビジネス」では、かけ子ら実行部隊を集めたり、かけ子の拠点となる物件を取得したりするなど、事件を主導したとみられる。

捜査2課は令和5年9月~6年3月、23都府県の20~70代の男女約900人から計約5億円を着手金として受け取ったとみて調べている。

逮捕容疑は、共謀して5年12月~6月1月ごろ、弁護士資格がないにも関わらず、5人から詐欺の被害金返還請求に関する法律業務を請け負い、着手金として計約280万円を受け取ったとしている。

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