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山口組系組員宅を銃撃しドア壊した疑い 服役中の男ら2人逮捕、別の銃撃事件の報復か

産経ニュース 2025年2月8日 15時56分

兵庫県尼崎市で令和2年11月、特定抗争指定暴力団山口組傘下の当時の組幹部の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、兵庫県警は8日までに、建造物損壊と銃刀法違反(発射)の疑いで、同市西昆陽の塗装業、金沢延泰容疑者(34)と、無職の登川太樹容疑者(39)=別事件で鳥取刑務所に服役中=を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

事件の約2週間前の11月3日には、特定抗争指定暴力団神戸山口組系の組長ら(当時)が銃撃され、重傷を負う事件が発生。県警は、2人は神戸山口組系の関係者だったとみており、報復で銃弾を撃ち込んだ可能性があるとみている。

逮捕容疑は令和2年11月18日午前0時10分ごろ、共謀し同市南武庫之荘の特定抗争指定暴力団山口組傘下の組幹部=当時=の自宅民家に拳銃で銃弾を発射し、外壁と玄関ドアを損壊させたとしている。

県警によると、2人はヘルメットで顔を覆った状態で、オートバイで走行しながら銃撃したとみられ、自宅の玄関ドアに1発、外壁に2発の計2発の弾痕が確認された。

現場付近の防犯カメラの映像や関係者への事情聴取から両容疑者の関与が浮上した。

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