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那覇のカジノ店を恐喝した観光客を組員らがコンテナに監禁 沖縄県警が旭琉会本部を捜索

産経ニュース 2024年9月11日 14時23分

那覇市内のカジノ店を恐喝した観光客が指定暴力団旭琉会系の組員らに連れ去られ、コンテナに監禁される事件があり、沖縄県警は11日、監禁容疑で旭琉会本部(同県北中城村)を家宅捜索した。カジノ店で発生した恐喝事件が組員らによる監禁事件に発展したとみて全容解明を進める。

県警によると、8月27日未明、那覇市松山のカジノ店で、観光客4人が腕時計を傷つけられたと因縁をつけて「この店にある金を全部よこせ」などと怒鳴り、店から現金500万円を脅し取る事件があった。県警は今月5日、4人のうち大阪府の20~30代の男3人を恐喝容疑で逮捕した。

恐喝に関与した4人は事件当日、旭琉会系の組員ら8人とトラブルになったとみられる。組員らは同市の繁華街「国際通り」付近で4人のうち1人を車に乗せ、約10キロ離れた同県八重瀬町内のコンテナに監禁。県警は今月10日までに、監禁容疑で組員ら8人を逮捕した。

監禁の逮捕容疑は、8人は共謀し8月27日午後0時半ごろ、大阪府の20代の男=恐喝容疑で逮捕=をコンテナに監禁したとしている。男は暴行を受け、重傷を負った。

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