大阪府東大阪市山手町の山中で先月、男性の切断遺体が見つかった事件で、男性の遺体を遺棄したとして死体遺棄容疑で、逮捕された大阪市中央区日本橋の無職、大木滉斗(ひろと)容疑者(28)の両親が産経新聞の取材に応じ、「事件を起こすような子ではなかった。こんなことになるとは思わなかった」と涙ながらに語った。
父親が大木容疑者と最後に会ったのは昨年11月末で、一緒に2人で食事をした。大木容疑者からは「通販会社のSEとして働いている」と聞いており、ラインで近況報告をしたり、数カ月に1度会ったりしていたという。父親は「特に変わった様子はなく、警察から事件について聞かされ、本当に驚いた。動揺してどうしたらいいかわからない」と話した。