大阪市西成区のカラオケ居酒屋で無許可で女性従業員に客を接待させたなどとして、大阪府警西成署は16日、風営法違反(無許可営業)の疑いで、いずれも中国籍のカラオケ居酒屋「エンジェル」の経営者、陳為艶(チェン・ウェイイエン)(29)=大阪市浪速区=、店長の邱梦嬌(チウ・メンジャオ)(29)=同市港区=の両容疑者を逮捕したと発表した。
同署によると、昨年9月、同署員が店内で客と従業員がカラオケをデュエットする様子を目撃。立ち入り指導を行ったが、改善せずに営業を継続していた。同店を巡っては高額な料金請求や騒音についてのトラブルも寄せられているといい、同署は詳しい営業実態を調べる。
逮捕容疑は、府公安委員会の許可を得ずに、昨年11月、女性従業員に客の接待をさせる営業をしていたとしている。認否は明らかにしていない。