神奈川県教育委員会は25日、顧問を務める運動部の女子生徒にわいせつな内容のメールを送るなどした公立中学校の男性教諭ら3人を、懲戒免職にしたと発表した。
県教委によると、県西地区にある公立中学校の50代の男性教諭は、令和3年8月ごろから5年7月までの間、女子生徒にメールで繰り返し、生理や自慰行為の報告を求めるなど私的なやりとりをしたという。車に同乗させて「キスはしたのか」と不適切な発言をしたことなどもあった。男性教諭はわいせつ目的を否定し、「部活動の指導として生徒を勝たせたかった」などと話しているという。
また、今年6月、校庭での授業中に女子児童の後ろから体を密着させて胸や腹を触ったとして、県央地区にある公立小学校の60代の男性非常勤講師と、10月にJR大船駅構内で女性のスカート内にスマートフォンを差し入れて下着を動画で盗撮するなどしたとして、綾瀬市内にある県立高校の男性教諭(29)を、それぞれ懲戒免職とした。