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自民不記載事件 首相や二階元幹事長ら不起訴、派閥側も 東京地検

産経ニュース 2024年7月8日 19時38分

自民党派閥パーティー収入不記載事件で東京地検特捜部は8日、政治資金規正法違反罪で告発されていた岸田文雄首相や茂木敏充幹事長、二階俊博元幹事長ら国会議員と元国会議員計16人を不起訴とした。

パーティー収入の一部を記載しなかった派閥の責任者として告発された岸田氏や茂木氏、二階氏ら派閥幹部は嫌疑なし、派閥から還流された分などを自身側の収支報告書に記載しなかった議員は嫌疑不十分とした。

議員側としても告発されていた二階氏は、自身の団体への不記載については嫌疑不十分とされた。

一部の会計責任者らについては違反を認定した上で起訴が猶予された。

不起訴とされた国会議員・元国会議員は、ほかに武田良太氏▽平沢勝栄氏▽山口壮氏▽根本匠氏▽新藤義孝氏▽林幹雄氏▽福井照氏▽宮内秀樹氏▽衛藤晟一氏▽三ツ林裕巳氏▽山谷えり子氏▽杉田水脈氏▽大塚拓氏-。

告発した神戸学院大の上脇博之教授は検察審査会に審査を申し立てる意向。

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