埼玉県八潮市で陥没した道路にトラックが転落した事故で、県は29日深夜、下水道管の破損などで穴に流れ込む水量を減らすため、春日部市のポンプ場から下水を近くの河川に流す緊急放流を始めたことを明らかにした。
緊急放流では、ポンプ場からポンプ車で下水をくみ上げ、ホースを使って近くの新方川へ下水を流す。汚水は放流前に塩素で消毒する。下水の緊急放流は、東日本大震災の際にも実施された。
県は下水の量を減らすため、県内12市町に下水道の利用自粛を呼びかけ、約120万人に影響するとしている。
産経ニュース 2025年1月29日 22時48分
埼玉県八潮市で陥没した道路にトラックが転落した事故で、県は29日深夜、下水道管の破損などで穴に流れ込む水量を減らすため、春日部市のポンプ場から下水を近くの河川に流す緊急放流を始めたことを明らかにした。
緊急放流では、ポンプ場からポンプ車で下水をくみ上げ、ホースを使って近くの新方川へ下水を流す。汚水は放流前に塩素で消毒する。下水の緊急放流は、東日本大震災の際にも実施された。
県は下水の量を減らすため、県内12市町に下水道の利用自粛を呼びかけ、約120万人に影響するとしている。