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下水自粛で広がる支援、東京・葛飾区と足立区が入浴施設を開放 埼玉・八潮の道路陥没事故

産経ニュース 2025年1月31日 17時15分

埼玉県八潮市で県道が陥没した事故に絡み、県は事故現場の下水道管に流れ込む下水を減らそうと、流域12市町の約120万人に利用自粛を呼びかけている。こうした中、入浴を支援する動きが出ている。

東京都葛飾区は31日、区内の浴場組合の協力を得て、隣接する八潮市民を対象に、住所が確認できる身分証明書などを持参すれば、金町湯など区内の5公衆浴場、1区有施設の入浴料を当面の間、無料にすると発表した。事業協力などしていることもあり、「困った際は互いに支援していく」(商工振興課)として葛飾区が協力を申し出たという。

足立区は30日から対象の12市町の住民向けに同様のサービスをすでに始めており、区衛生管理課の担当者は「困っていたら、ぜひご活用ください」などと話している。

このほか、さいたま市北区の「おふろcafe utatane」は、対象地域の住民に大人料金を半額、小学生以下を無料にするサービスを29日から開始。復旧情報が出ていないとして、2月3日までの延長を決定した。

八潮市によると、支援の申し出はこれ以外にも数多くきているという。

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